281

100円ショップでお数珠を見かけた。
そんなものまであるのかとびっくり。

確かに急に出先で必要になることもあるだろうから、決して需要のない物でもないと思うけれど。ただ、一旦買っちゃうと処分しづらいし、かと言って100均のお数珠を繰り返し使うのもなんだかなと悩む気もする。値段じゃないのはわかっているけれど。

 282

 小さな子とお話しするのが、大好き。
「あのね、ウチにはね、おかしがいーっぱいあるんだよ。えびせんべいとか。29まいぐらいあるの」
「すごいね。数えたの?」
「うん。でも、19まいかもしんない」

 283

 小さい子との会話、もうひとつ。

「これね、たまごなの。いま、あっためてるの」
「なにが生まれるの?」
「猫の親子」

 284

日本にある車をぜんぶ駐車場から出して道路に並べてみると、
はみ出して海に落っこちちゃうってホントなんですか?

 285


古今東西、アドバイスというものは、無料であってほしい。

 286

花言葉って、誰が決めてるんですか?

 287

観覧車がすごく綺麗に光っているのを、皆でわあーと言った後、「あんなにきれいなのに、観覧車は、自分がきれいなのを見られなくて、かわいそうねー」と、カミさん。
なるほどー、と思う。
この人、意味があるんかないんだか、でも面白いなあと思うことをよく言う。
 

 288

良いことをする時は名乗りたがり、悪いことをする時は匿名でやりたがる。

 289

あと何年かで確実にはげることを予想させる頭を
「カウントダウンはげ」というらしい。
本当に、いろんな言葉を考えつくなあ、日本人って。

 290

樹齢何千年という、気の遠くなるような時間。
植物は、条件さえ合えばいつまでも生きられるのだという。
逆に、人間にはなぜ寿命があるんだろう。
細胞に自殺するプログラム(アポトーシス)が組み込まれているのと同じように、必要だからなのだろうけれど、植物と世界との関係を想うと、なんだか不思議な気持ちになる。

 291

プロの詐欺師は、自分のついた嘘を完全に信じきる能力があると聞いた。
そのぐらい本気じゃないと人を騙せないということかしら。

でも、詐欺師に限らず、プロの犯罪者はみんな、罪悪感を消すために自分の嘘を信じるようになる気がする。そして、それを続けているうち、何が現実かわからなくなっちゃうような気がする。

 292

『泥棒猫』って言葉は、サザエさんが終了しない限り、死語にならないで済むのかしら。現実的にはもう見ないんですけど。いや、それより、昔は確かにいた。魚屋の近くに、猫。

 293

「なんかやりましょうよー」と近づいてくる人と関わっていると、時間を無駄にすることが多い。
「こういうことやれないですかね」と言う人とだったら、すぐにうまくいく。

 294

 
アートって、会議では生まれないよね。

 

 295

バス停って、いろんな行き先のバスがあるから、乗らないと意思表示するのがいちいちおっくう。
行き先を確認して、乗らないつもりでバス停から離れても、念のため停まられたりして。え、誤解させたかなって気になったりして。

 296

「おざなり」と「なおざり」って、
言葉も意味も似てるけど、ちゃんと語源は違うのね。
 
 

 297

特別な人にしか出来ないことで成功したくない。
 誰にでも出来る方法でやってみせることに夢がある。

 298

 早く収獲したいと思うからダメなんだ。
 実る時まで待つしかない。辛抱、辛抱。

 299

猫じゃらしを摘んでくると、たちまち100%じゃれつく。
他のおもちゃなんて足元にもおよばない。何が猫をそこまで魅了するのだろう。
本能ってすごいなあ。 

 300

降り注ぐ人生の試練に立ち向かって、自ら重大な決断をすることができた人は、
必ずそのご褒美がある。
どんな結果であれ、自分が人生を選んだという清々しい幸せ。
そしてその幸せは、決して失うことがない。